インフラエンジニアの仕事は、その業界に入る前のイメージと、実際に入った後で実感することとの間にギャップがあります。華やかな仕事だと思ってインフラエンジニア業界に入った人が、あまりの仕事の地味さに嫌気が差すパターンは多いです。毎日地道な作業の繰り返しになることがあるので、最初からそのことを理解して採用面接を受けるべきでしょう。
機械を相手にしていればいい仕事だと考えている人が多いですが、実は顧客との綿密な打ち合わせが仕事の中心になることもあります。仕様書の確認作業にも膨大な時間が費やされますし、細かい部分まで打ち合わせをしていると、エンジニアというよりはコンサルティング業務なのではないかと感じることもあります。素人が考えているよりもずっと仕事の幅は広く、想定外のことも色々とこなして行かなければなりません。入る前からそのことを知り事前に準備をしておくと、早期離職をすることもなくなるでしょう。
経験が重要視されることは間違いがないのですが、未経験者でも歓迎してくれる会社はいくつもあります。経験がないからといって諦めてしまう必要性はどこにもありません。将来的にも安定が見込めますし、年収は数年働くだけで500万円を突破する可能性もあります。IT業界でも最先端の仕事であって、大変な分実入りも良くなっています。実際に入ってからギャップを感じなくていいように、業界で少しアルバイトをしてみるのも賢い方法になります。